東京都内のお墓・霊園・寺院墓地情報の紹介
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無量寺は、東京都世田谷区用賀にある、浄土宗の寺院で、「用賀観音」として知られております。田園都市線「用賀駅」から徒歩2分の閑静な境内は、樹木が多く静寂で、霊園墓地とは趣の違った浄域となっております。
また、墓地内は東京都内の世田谷区とは思えないほど広々としており、日当たり良好なお墓です。
無量寺は、文禄元年(1591)に開山され、光蓮社明誉上人無量寿広和尚により創建されました。
本堂左の観音堂には、天正年間に品川の浜で漁師の網に揚げられ、用賀の住人高橋六右衛門尉直住が観音様のお告げにより当寺に納めたものと言い伝えられている観音像が安置されており、12年に1回午の年に御開帳が行われます。現在の観音堂は文政13年(天保元年、1830)の棟札があることから建立年代はその前後とみられます。
ただし延宝4年(1676)の棟札も残されていることから、その草創はおそくとも江戸時代の前半期までさかのぼるものと考えられております。