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2018/9/17 投稿

家族信託セミナー

先日、新しい相続対策手法「家族信託活用セミナー」に参加して参りました。

「家族信託」とは、一言でいうと『財産管理の一手法』です。資産を持つ方が、その保有する不動産・預貯金等の資産を信頼できるご家族やご親族に託し、その管理・処分を任せる仕組みです。ご家族やご親族に管理を託すので、高額報酬は発生せず、誰にでも気軽に利用できる仕組みです。

昨年テレビで取り上げられて以来、2018年は1万件を超える勢いで利用者が増えているそうです。なぜ、家族信託がこんなに注目を集めているのか?というと・・・それは「認知症対策」として有効だからという事のようです。
認知症になると、
・不動産の売買が出来ない
・銀行口座が事実上の口座凍結状態になる
・相続手続きに参加できない
・相続税対策ができなくなるなど・・・
残されたご家族は困惑した状況になってしまいます。それを元気なうちに信頼しているご家族やご親族と信託契約を結ぶことで、予め契約をした時期に指定したご家族やご親族の名義にすることができます。信託契約を結ぶことは、贈与とは異なるため贈与税が発生しないという大きなメリットもあります。

「家族信託」は臨機応変に委託者のご要望に合わせた契約が出来るようです。ご興味がございましたら、普及協会や司法書士法人など無料相談窓口が沢山あるようです。
私も相続対策の勉強中です。お客様のお役にたてるよう日々精進して参ります。

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