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2020/7/7 投稿

最高級・最大級の墓石材「庵治石 細目極上」の検品

先日ご注文いただきました最高級墓石材「庵治石(あじいし)」が採掘されたと連絡があり、産地である香川県高松市まで検品に伺った様子です。弊社では採掘元の検品のみならず、弊社でも独自の基準で検品しています。

  

採掘される庵治石のうち、製品になるのは約3%、その中でも今回ご注文をいただきました「最高級品の細目極上」は、僅か1%ほどしか製品にはならないと言われています。加えて今回ご注文いただいた庵治石は、弊社のみならず、業界全体でも「過去最大級のサイズ」です。石が採りにくいことや大きくて良質の原石が少ないことに加え、斑の美しさを揃えて採るのが極めて難しいためです。弊社でも昨年ご注文をいただき、ようやく採掘元も自信を持っておすすめできる良石が採掘されたとの一報がございました。

              ご覧の通り、人と比べても圧倒的大きさを誇ります。

  

最初により良い石目に見えるようにパーツパーツでどれを正面にするかを決め、一度仮組みをして全体のバランスを見ています。
今回は屏風に電線の影が映ってしまい石目がうまく見えなかった為、一度クレーンで持ち上げて影がない状態で再度確認しました。

  

石の見え方を確認した後は棹石をクレーンで持ち上げ、お施主様が実際にお参りされる時の高さを想定した状態で確認を行います。

  

検品完了後、「庵治石 細目極上」が採れる採掘場に向かいました。
山屋さん曰く「ここ5年間で採掘された最大級の原石ブロック」とのことで「この先5年採掘してたとしても同じような巨大な原石が確保できるかは約束できない」と言われており、今後もさらなる確認作業が必要と思われます。

  

夜は高松にある創業47年を迎える老舗のステーキ店にて極上のステーキをいただきました。
新鮮な素材を最高な状態でいただけるのは鉄板焼きの醍醐味です。とても美味しくいただきました。

  

ホテルの窓からは瀬戸内海に沈む夕日を見ることが出来ました。

  

東京は梅雨入りで雨が多い日が続いていますが高松は天候にも恵まれ、最高の庵治石を最高の状態で検品を行うことが出来ました。
明日は、愛媛県に向かい大島石の採石場に向かいます。

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