本小松石採石場に行って参りました。
社員研修として、神奈川県真鶴町にある本小松石の採石場に行って参りました。
本小松石は、箱根火山の噴火により今から40万年前に海に流出した溶岩が急速に固まって出来た安山岩です。源頼朝が城に徳川家康が江戸城の石垣や徳川家代々のお墓に使った石で、織田信長・豊臣秀吉のお墓や天皇家のお墓昭和天皇陵にも使用されました。近年では美空ひばりさんのお墓にも使用されています。みなさまもどこかで一度は目にしているはずです。
みかんの木が並ぶ山道を登って行くと「本小松石」の加工場に辿り着きました。海が見渡せる絶景に位置します!
そこから車を乗り換えて、すぐに採石場が見えてきました。
本小松石の採石方法は発破を使わず重機で崩して採石します。そのため中々大きな石が採れないとのことです。
本小松石は「青目」「赤目」「灰色」の3種類あります。「青目」が一番硬く一番高級な石です。しかし現在「青目」が採れる採石場は僅かで、「本小松石 青目」は何年か前に比べ更に稀有になっているとのことでした。
■左が「青目」右が「灰色」
重機が無かった時代は腰にロープを巻き手作業で採石していたので、柔らかく採石が容易な「赤目」がほとんどで、硬い「青目」の層が出てくると採石はやめたそうです。先代は昔、ロープから落ちて頭蓋骨を骨折したというお話も伺いました。
採石場を登ったこちらの場所で石を切断しています。
工場では水平を確認しながら研磨しています。
しま(流れ)が入っている石がほとんどです。しま(流れ)だけではなく、独特の風合いから色合わせも大変な石です。石徳では目合わせ色合わせにもこだわった本小松石をお納めしております。
■しま(流れ)が入っている石
■しま(流れ)の無い石
本小松石は希少価値であるとは聞いていましたが、想像以上に採掘が難しいことがわかりました。関東最高峰といわれる本小松石にご興味がございましたら、採石場と連携し最高級の本小松石をご提供する石徳をご用命下さいませ。
そして帰りに「名物からみ餅」を食し、真鶴町を後にしました。柔らかいお餅美味でした!
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