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2023/6/7 投稿

高松出張の合間に

先日出張で香川県高松市に行ってまいりました。
仕事の合間に高松市の名所を回り、束の間の観光気分を味わいました。

▼イサムノグチ庭園美術館(付近)

イサムノグチは20世紀を代表する彫刻家として知られております。そして、国内最高級石材である庵治石を使った作品を多数残しています。1956年、初めて庵治石の産地である香川県の牟礼町を訪れたノグチは、1969年からは五剣山と屋島の間にあるこの地にアトリエと住居を構え、以降20年余りの間、NYを往き来しながら石の作家である和泉正敏をパートナーに制作に励みました。残念ながら館内は撮影禁止でしたが、入り口付近にも庵治の自然石が贅沢に使われておりました。

▼洲崎寺

こちらは高松市牟礼町にある洲崎寺です。平安時代初期の大同年間(806年~810年)に弘法大師空海により創建された高野山真言宗の寺院です。
古くから屋島の合戦で源義経の身代わりとなって討ち死にした佐藤継信の菩提寺、源平合戦ゆかりの寺として有名です。また境内には、屋島・壇ノ浦の戦いを表現した枯山水庭園「源平の庭」が作庭されており、苔と石により屋島・赤牛崎・五剣山といった場所や舟かくし、扇の的など屋島の戦いの姿に見立てられています。

▼讃岐東照宮 屋島神社

高松市屋島にある屋島神社です。
屋島と言えば、源平合戦で有名な場所ですが、こちらは徳川家康公をお祀りしている東照宮です。明治に入り「冠嶽神社」に改称、その数年後に「屋島神社」へと改称し、今に至っています。
慶安4年(1651年)、初代高松藩主・松平頼重が、香川郡宮脇村の本門寿院境内に東照大権現(徳川家康)の神廟(東照宮)を建立したのが始まりの屋島神社。山王権現としても尊崇され、文化12年(1815年)、8代高松藩主・松平頼儀が屋島南嶺の南麓に移しています。

▼わら家

香川県と言えば讃岐うどんは欠かせません。藁ぶき屋根の古民家が特徴の「わら家」さんで讃岐うどんをいただきました。

台風の影響で大荒れの天候が予想されましたが、何とか雨に降られずに市内を巡ることが出来ました。次回は仕事ではなく、じっくりと名所を回ってみたいものです。

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