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2023/11/25 投稿

お正月の準備

弊社出入りのお寺様では新年を迎える準備が進んでおりました。

「壹番開帳」とは、新年を迎えた元旦に行われる最初の御開帳で、一年の安泰・除厄け安全・開運吉祥等を祈願するものです。
また、「常経施主」となられた方々のお名前は祖師堂内に一年間奉安いただくこととなり、その年の無事・家内安全を、毎日ご住職がお祈りくださるそうです。
私も良い年を迎えられるよう、準備をしていこうと思います。

金沢の茶屋街が誕生したのは文政3年(1820)のこと。大人の社交場として江戸時代から栄えてきた文化を艶やかな風情とともに現代に伝えているのが、金沢の三大茶屋街と言われる「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」「主計町(かずえまち)茶屋街」の3つです。そのうちの1つ、ひがし茶屋街にお邪魔してまいりました。

ひがし茶屋街は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているため、町並み自体が保存されています。古き良き情緒の残る風景に多くの観光客が魅了されていました。現在でも5件のお茶屋があり、十数名芸妓さんがいらっしゃるそうです。特別な紹介が無いと入ることはできませんが、芸妓さんの磨き上げられた雅な芸をいつか見てみたいものです。

兼六園は、水戸の「偕楽園」、岡山の「後楽園」とならぶ日本三名園の一つです。江戸時代の代表的な大名庭園として、歴代の加賀藩主により長い歳月をかけて形づくられてた総面積約11.7ヘクタールを誇る国の特別名勝です。

その名前の由来は、中国の詩人、李格非(りかくひ)が書いた書物「洛陽名園記」に記されている一節をヒントに江戸幕府老中松平定信が命名しました。その一節とは「庭園では六つのすぐれた景観を兼ね備えることはできない。広々とした様子(宏大)を表そうとすれば、静寂と奥深さ(幽邃)が少なくなってしまう。人の手が加わったところ(人力)には、古びた趣(蒼古)が乏しい。また、滝や池など(水泉)を多くすれば、遠くを眺めることができない」そして、「この六つの景観が共存しているのは湖園(こえん)だけだ」と結ぶんでいます。兼六園は、その湖園にも見劣りせず、兼ね備えることが難しいとされる6つ景観を備えていることから「兼六園」と名付けられたのです。
兼六園は、傾斜地と豊かな自然を生かした大きな池や築山、茶屋などが点在している中を遊覧する回遊式庭園の要素を取り入れながらも、様々な時代の庭園手法を駆使して総合的につくられた庭です。

兼六園のシンボル的存在の「徽軫灯籠(ことじとうろう)」は、2本脚で立つ、高さ2.67mの灯籠です。

今年は兼六園の他、岡山の後楽園にも行くことが出来ました。来年は是非水戸の偕楽園を訪れたいものです。

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