東京都内のお墓・霊園・寺院墓地情報の紹介
お客様と一緒に進めるこだわりのお墓づくり

高福院は、東京都品川区上大崎にある、高野山真言宗の寺院です。目黒通り沿いで「目黒駅」徒歩2分の高福院墓地は目黒区や港区からのアクセスも良く、周辺には東京都庭園美術館、自然教育園などがあり、恵まれた環境です。
高福院の歴史は、高野山真言宗総本山金剛峰寺塔頭の一院として始まり、高野山における開創以来壱千年、江戸出府以来現住で十八世、三百八十年を閲します。
真言宗宗祖、弘法大師空海は高野山を開創された際、鎮守として、各処に弁天さまを祀られました。高野山が疲弊して、一山に資糧が乏しくなった時、弁天さまが、宝舟を引いて来て山徒に与え給うたことから、その高福にちなんで高福院が建立されました。
寛永のころ、松平讃岐守候が、当地に下屋敷を造営されるにあたり、真言宗宗祖弘法大師の御寺を建立せんとして、高野山に要請、高祖院の良尊和尚が、高福院の寺名と舟引きの弁天さまを奉持して東上したのが、高福院の起源と伝えられております。
現在の本堂は、天保の改革を断行した水野越前守忠邦候が建立したお堂で、天保十五年（1844）第十三世恵玉和尚が拝領して移築したと伝えられています。