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金蔵寺は、東京都台東区の浅草寿町にある、天台宗の寺院です。金蔵寺へのお墓参りは「田原町」「蔵前」各駅から3分と交通至便です。
金蔵寺は、慶長16年（1611）に江戸八丁堀に建立されました。その後、寛永12年（1635）に三田へ移りましたが、良地ではなかったため、天海大僧正の尽力により、現在の浅草の地へ移築されました。
当初は、間口六間・奥行四間半の本堂でした。阿弥陀如来三尊の他に、地蔵尊、文殊菩薩（運慶作）等があり、境内には、弁天堂や聖天（歓喜天）堂や池があったと伝わっています。
金蔵寺は、延宝8年（1680）に佐倉藩藩主・堀田正信公の菩提寺となりました。正信の祖父は家康公に仕えた堀田正吉。父は家光公を老中として支えた正盛で、現在は堀田家家老や家臣の菩提寺として多くの参詣者が墓参しています。
山門脇の愛らしい表情のほほえみ地蔵は、大人から子供まで地域住民に癒しを与え親しまれています。