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2020/11/10 投稿

最高級石材「庵治石 細目極上」を使用した和型のお墓の検品

先日ご注文いただきました最高級墓石材「庵治石(あじいし)」が採掘されたと連絡があり、産地である香川県高松市まで検品に伺った様子です。弊社では採掘元の検品のみならず、弊社でも独自の基準で検品しています。

 

検品は単に傷等のチェックをするだけではありません。弊社では部品の各パーツを取り外し、どの面が一番美しいかを探して全て組み合わせた時のバランスを考慮しながら調整します。
写真のように何度も石を取り外し・回転することで、お施主様が一番美しいと感じる組み合わせを探します。

 

採掘される庵治石のうち、製品になるのは約3%、その中でも今回ご注文をいただきました「最高級品の細目極上」は、僅か1%ほどしか製品にはならないと言われています。

残念ながら前回の検品では弊社の基準を満たさず、お施主様にお納めすることはできないコンディションでした。また原石を探してもらうところからのスタートし、今回ようやく納得のいく石が採れたと連絡がありました。

 

検品後は「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている、香川県仲多度郡の金刀比羅宮にお参りしました。

 

こんぴらさん最大の特徴は、御本宮まで続く長い長い石段です。参道入口から御本宮まで石段の数は785段(奥社まで行けばなんと1,368段)あります。農業殖産、漁業航海、医薬、技芸など、さまざまな神徳を持つ神様として、現在も厚い信仰を集めています。

 

参拝の途中、資生堂パーラー神椿限定のミルクセーキをいただき御本宮までの英気を養いました。

 

閉門時間ギリギリにようやく785段を登り切りました。御本宮と展望台の間には、奥社へ続く道があります。奥社まではさらに583段ですが、私共は体力と時間の都合上、次回に見送りました。

 
登り切った達成感もあり、展望台から観る夕焼けの美しさは、まるで庵治石特有の「美しい斑模様」のように上品さと存在感を兼ね備え、神聖な丁場から産出される最高級石材の庵治石と同じようなものを感じさせます。

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