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トルコの旅③
今回の旅の締めくくり、世界遺産ヒエラポリス-パムッカレに向かいます。
まずは巨大な石灰棚が広がるパムッカレです。


炭酸カルシウムを含んだ温泉が長い年月をかけて沈積してできた100以上もの石灰棚。昼間は空の色を反射して青く輝き、落日の頃には茜色に染まります。この地域は古くから綿の名産地だったことからパムッカレ(綿の城)と呼ばれております。日本と同様に火山国であるトルコは随所に温泉が湧出し、日本人と同じく温泉好きの国民が多いそうです。
こちらはもう1つの世界遺産ヒエラポリス古代劇場。ヒエラポリスは紀元前190年にペルガモン王国の都市として建設され、ローマ帝国に征服されてからは温泉保養地として繁栄を極めました。剣闘士の試合に人々が熱狂したであろう円形劇場、ローマ式の浴場である北の浴場、一度に1,000人が入浴できた大浴場跡などの遺跡が残り、今に往時を伝えます。



華やかだった古代都市ヒエラポリスも、度重なる地震に見舞われ今は廃墟となっています。パムッカレ・テルメルの温泉プールの底にはローマ時代の遺跡が沈み、石柱に腰を掛け温泉に浸かれば、パムッカレの絶景を眺めながら温泉を愉しんだローマ皇帝や、温泉に癒しを求めた古代の人々がどこか近い存在に感じられるのではないでしょうか。
トルコは世界的に見ても親日家が多いと言われております。それは歴史的にも文化的にも、長い時間をかけてお互いを支えあってきた背景があるからです。戦争や震災が起こる中で、トルコと日本は互いを助け合い、友好を深めていったのです。

トルコは大多数がイスラム教徒で、その教えには「旅人に親切にせよ」という言葉があるそうです。様々な文化が行き交うトルコ、人々が親切な理由もそこにあるのかもしれません。
トルコの歴史や文化の深さ、そしてトルコの人々の親切に触れ、最高の旅となりました。
トルコの旅②
イスタンブールへ到着し、トルコの代表的な料理「ケバブ」をいただきました。
日本のお祭りや屋台などで見かけるケバブは実はドイツ発祥と言われており、トルコで「ケバブ」とは、トルコとその周辺地域やトルコ系民族が多い中央アジアで主に食べられている、肉・野菜・魚などをローストして調理する料理の総称なのだそうです。
今回いただいたのはカッパドキアの伝統ケバブ「ケスティケバブ(壺ケバブ)」。壺の中にお肉と野菜、オリーブオイルを入れ、壺ごと焼いた煮込み料理です。壺を包丁の背などでトントンと叩き、キレイに割り、中のお料理をいただきます。


お食事の後は世界遺産である「イスタンブル歴史地区」を巡りました。
「イスタンブル歴史地区」はトルコにある世界遺産で、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国と、3つの帝国の首都として繁栄した歴史が色濃く残っています。
その中の一つ、通称「ブルーモスク」です。正式名称は「スルタンアフメト・モスク」。オスマン帝国第14代スルタン・アフメト1世によって1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造されました。「世界で最も美しいモスク」と評されており、内部は数万枚のイズニク製の青い装飾タイルやステンドグラスで彩られ、白地に青の色調の美しさからブルーモスクとも呼ばれています。


こちらはアヤソフィア大聖堂です。


アヤソフィア大聖堂は、約1500年前にキリスト教・東方正教会の教会として建設されましたが、1453年にオスマン帝国の侵略によりモスクに改修された経緯を持つ宗教的にも歴史ある建造物の一つです。1934年に宗教的に中立な博物館となりましたが、2005年、再びモスクに転換しようとする動きがあり、2020年には86年ぶりとなる金曜日の礼拝が行われるなどモスクとしての機能を取り戻し、世界を驚かせました。
トプカプ宮殿もまた、「イスタンブル歴史地区」を構成する代表的な建築物のひとつです。

オスマン帝国のメフメト2世がイスタンブルに建設したこの宮殿は、4世紀にわたって歴代の皇帝が居住し、オスマン帝国の行政の府となりました。オスマントルコの歴史には、1299~1922年まで、全部で36人のスルタン(王)がいました。スルタンの大部分はトプカプ宮殿に住み、19世紀の半ばにドルマバフチェ宮殿を建ててからも、トプカプ宮殿のハレムは使われました。
ボスポラス海峡は、アジアとヨーロッパ大陸が出会う場所として、トルコで人気のスポットです。

一つの都市でヨーロッパ側とアジア側の両方に跨ることは世界的にも珍しく、そのこと実感できる場所でもあります。
旅の途中、こんな光景にも出会いました。なんとフェラーリのパトカーです!

このフェラーリパトカー、驚くことに麻薬密売人から押収した車なのだそうです!フェラーリの他にも、ベントレー、ポルシェやメルセデス・ベンツを含む23以上高級車を一人の密売人から押収し、高級パトカー軍団として実際に活躍させているです。非常に斬新な取り組みに驚かされました。
歴史や宗教を語る上では常に重要な都市イスタンブール。長い歴史の一部を知ると共に、革新的な現在のトルコにも触れることができました。
旅は続きます。
トルコの旅①
南中央トルコの、アンカラの南東に位置するカッパドキアへ行ってまいりました。





トルコはアジアとヨーロッパの境界に位置する国で、古くから東洋と西洋の文明が行き交う地として栄えてきました。国土の大部分は高原で、その中心部・アナトリア高原にあるのがカッパドキアです。
数億年前、エルジエス山とハサン山の連続する火山の噴火活動により、大量の溶岩や灰が噴出し、それらが堆積して100~200mほどになる凝灰岩の地層をつくり出しました。その地層は何万年もの長い年月にわたって、雨水や風などによってけずり取られていき、“妖精の煙突”とも呼ばれる不思議な形状を生み出していったのです。


トルコは国土が広く、地域によって気候が大きく異なりますが、カッパドキアは標高1000mの位置にあり、ステップ気候に属しています。また、トルコは伝統的にイスラム国家であるため、宗教的な理由で豚肉はほとんど使われません。そのため豊富なスパイスを使い、ナスやトマトなどの野菜、肉類(ラムなど)など素材の味を生かしたバランスの良い味付けが特徴です。美しい風景と、その風土に合った美味しい料理をじっくり堪能することができました。
事務所フロア移転のお知らせ
平素は格別ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび弊社は令和6年4月1日より、本社オフィスフロアを10階から2階へ移転することになりましたので下記の通りお知らせいたします。
なお、同ビル内の移転のため、電話番号の変更はございませんが、FAX番号のみ変更となります。
今後とも変わらぬお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
移 転 日 令和6年4月1日(月)
移 転 先 〒105-0003
東京都港区西新橋1-18-6 クロスオフィス内幸町2階
(10階から2階へのフロア移転になります)
電 話 番 号 03-6257-1022
F A X 番 号 03-6733-7783
ごあいさつ
お客様、多くの寺院様、また取引先協力会社様のお陰を持ちまして創業30年目を迎えることが出来ました。
皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
お墓は人の心とこころを永遠に結ぶ「まごころの結晶」です。
お墓を建てるということは、故人への想いを後世まで伝え続けること。
お墓とは後世の人が手を合わせご先祖に思いを馳せる聖地だと思います。
社会で活躍されている方の中には、
お墓参りをとても大切なことと捉えている方が多いといわれています。
『ご先祖様一人一人が様々な苦労をされて、自分の代まで命を繋いでくれたからこそ、
現在の家の繁栄も社会での成功も得ることができた』と、
感謝の気持ちを持って墓前に手を合わせることを習慣としているのだそうです。
そしてお墓参りには家族を帯同し、
その気持ちを子供たちにもしっかりと教え伝えています。
そうすることで、ごく当然のように、家の繁栄と豊かさを継承していくことになるようです。
私自身創業以来、ご先祖のお墓参りをすることによって困難な場面を切り抜けることが出来たように感じられる場面もございました。
石徳ではお客様の「まごころをかたちに」をモットーに、
「世代を超えて受け継ぐ、ゆるぎない価値」
「時が風格を刻む、墓石創り」を目指して参ります。
また、お墓をお探しのお客様に墓地を御紹介することは、
ご縁を結ぶお手伝いだと考えております。
初めてのお墓探しに不安な方も多いかと存じます。
また、公開された情報が少なく、
問い合わせをすること自体にも戸惑いを感じている方もあるかと存じます。
弊社では、できる限り安心の総額表示を心掛けております。
お寺様の墓地の場合、ホームページ等にて、情報を公開し公募できない場合もございます。
お問い合わせいただきました場合にのみお伝えできる、特別情報が多数ございます。
お客様のお墓探しのパートナーとして石徳をお選びいただけましたら幸いと存じます。
誠心誠意、努力を惜しまず、従業員一同、日々精進して参ります。
そしてお客様から「ありがとう」の言葉を頂ける会社を目指して参ります。
2024年3月29日
株式会社 石 徳
代表取締役 岡村大作
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